製品詳細
ミネラルプラス(300g&10Kg)
弊社のブランドコンセプトである「理想の環境で美しいコイをさらに美しく」
をもとに新たに開発された製品が「ミネラルプラス」です。
鯉が生まれながら持っている潜在するDNAを如何に最大限引き出せるか?
それは如何に良質な野池環境に近づけるか?
日本の特殊環境で形成された鉱物を使用し「日本の野池の泥」を再現しました。
そして「ミネラルプラス」が、完成しました。
多くの愛好家、生産業者の方が5月初旬頃から鯉を野池に移動する作業が始まります。
なぜ野池に移動するのでしょう?
1. 広々とした場所でゆったりとした生活をさせることによりコイの成長促進。
2. 夏場の水温上昇を防ぐ事が出来る。
3. 水道水では不足がちなミネラルが豊富に含まれており色、艶があがる。
これ以外にも多くの利点がるとおもいますが、当社はこの中で3のミネラルに着目して
製品開発をスタートさせました。
コイもエラから植物性プランクトン、動物性プランクトンを捕食しているものと考えられます。
当然プランクトンもミネラルを取り込んでいます。
もしかしたら野池飼育のメリットは、このミネラルを利用するプランクトンが豊富に居るか
らでしょうしミネラルたっぷりの野池が、良質な野池ということかもしれません。
それと野池の土壌成分から出るミネラルも非常に重要です。
これらの事を踏まえて当社は、不足がちなミネラルを効果的に池に取り込むことにより泉水池に
おいても野池環境に近づける事に成功しました。
また錦鯉生産業者様5社においての実験では、1~1.5ケ月で「白写り」「昭和」に見事に「墨」が出てきました。
まさしく「ミネラルプラス」の効果によるものと思います。
決して墨を出すためだけに開発した製品ではなくあくまでも鯉の飼育環境にとって
理想的な水質に近づけるために開発された製品です。
実際に艶も非常に良くなり緋の色合いも良くなった鯉も多く見受けられました。
是非皆様も実感して見てください!
過去にヒントになる出来事があったことをお伝えいたします。
1993年オーストラリア ケアンズのサンゴ学校で勉強した時にミネラル(微量成分)の重要性を初めて知り、
バランスの取れたミネラルのおかげで我々人間も魚たちも生活しているのだと感じました。
その講義は、サンゴを育てるために人工の海水を使用するという内容でした。
即ち皆さんが良く知る「塩(ナトリウム)」にカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、モリブデン・・・・・・。
塩以外に数多くのミネラル(微量成分)により海水は出来ています。
そのどれかが欠けるとサンゴの生育に弊害が出てきます。
海から生まれた人間も鯉(地球上の生き物全てのルーツは、海です)もミネラルが、
非常に重要であることを知らなければなりません。
身近でいえば「なぜ有機野菜が体に良いのか?」一度よく考えれば鯉の生育にミネラルが必要であると
納得出来るものと思います。
その講義により我々人間も海から生まれてきた事を改めて理解しその重要なミネラルのバランスが
崩れると色んな病気になりやすいし健康を維持することが難しくなる事を知りました。
昨今ミネラルウォーター、ビールの宣伝にも良く「ミネラル」を強調したCMがテレビなどで流れています。
我々人間が必ず住んだことのある母親の「羊水」、嬉しい時悲しい時に流す「涙」もほぼ海水の成分と
同じものが含まれているそうです。
このような過去の経験がミネラルプラス完成のヒントになったものと思います。
池上げの鯉の色艶に関しては良くご存知かと思いますが非常にきれいですよね!
では何故コンクリート池においてはどうしてきれいになりにくいのか?
それは「ミネラル」の種類と量の違いなのです。
魚類は、鰓後体(さいごたい)とよばれる臓器を持ち、そこにはカルシトニン分泌機能があります。
これは、水中に存在するミネラルを直接体内に取入れ可能であるためと考えられています。
我々の製品は、この考えを更に進めてコンクリート池で発生する有機酸を利用して鯉が摂取しやすい
鉱物をイオン化させる事で効率よく体に吸収させる事に成功しました。
ミネラルを鯉の体内で作り出す事は出来ません。
ミネラルの自然成分が細胞内の「ミトコンドリア」に働きかけることにより鯉のもつ免疫力が
正常にコントロールされ病気予防にもなります。
イオン化されたミネラルは、口やエラから体内に摂り込んで血液に送り込んでいます。
ミネラルを摂りこんだ血液は、体の末端細胞まで送り届けられます。
各細胞には「口と肛門」のような箇所があり口からミネラルと酸素を
摂りこんで老廃物を細胞内から排出しています。
もしミネラルが不足すると細胞は弱り病気になりやすくなります。
もしミネラルがたっぷりとあれば粘液細胞や色素細胞が活性化されて
素晴らしい粘液を出せますし色合いも非常に良くなります。
また体調を整え且つ補酵素(コエンザイム)のモーターとなります。
まさしく「薬石効果」を発揮します!
鯉も健康面での栄養バランスが崩れてしまう可能性がありそれが色艶に関係しているのかもしれません。
メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)を活性化するミネラルも配合されています。
ミネラルプラスは、大地の鉱物に特殊元素を混合した製品で特殊元素に
関してはトップシークレットです。
ミネラルプラスの粉末鉱物がコンクリート池で発生する有機酸により溶けやすいように製造された
画期的な製品であると自負しております。
有機酸とは、ろ過の分解活動の際に発生する「酸」の事でどんな池において
も発生してpHが下がります。
pHが上昇する飼育水はありません。必ず下がります。
多くの池においてpH低下を防ぐためにカキガラなどを入れているのをよく
見受けますが、pHは持ち上がりますが、硬度も上がります。
いわゆる硬水になります。
硬水になると粘膜が剥がされて肌がぼろぼろになります。
pH安定には、バイオスポンジとBacto Powerにお任せください。
鉱物の粉末であるミネラルプラスのミネラルを酸のパワーにより
溶出しています。
コーヒーのように自然に溶けるのでは無く、酸で溶かす感じです。
使用方法
- 池の水1トンにミネラルプラスを5~10gを池に混ぜる。 使用間隔は、使用する地下水に元々含まれている自然界のミネラルの量等が 違いますので1~2週間に一度の使用でよろしいかと思います。水温が上昇する6月以降においては藻類が活躍してくる時期になりますので 池の水の色合い(茶色もしくは緑色)により減らしたり回数を調整してください。
- ミネラルプラスを団子状態にして濾過槽の最終層に投入する。
- きれにミネラルプラスを適量入れて濾過槽の最終層に吊り下げて週に一度揺らしたりもんでみる。
- はちみつと水を混ぜた液体をエサにふりかけその後ミネラルプラスをふりかけその後よく混ぜて与える。
使用されて不具合が出るようでしたら使用を中止してください。
使用される水(地下水、水道水)そして地域により水質が違いますので使用される量は調整してください