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- 2018.12.21
- RGBとCMYKについて
先日デザイナーの友人と会話しているときにカラー印刷の話題になりました。
この時「光の3原色」と「色の3原色」の違いについて友人は話してくれました。
光の3原色と言えばRed=赤、Green=緑、Blue=青の三つの原色の事を言い
通称「RGB」と言われています。
一方色の3原色はCyan=シアン、Magenta=マゼンタ、Yellow=イエローの三色、
そしてKey plate=キープレート(≒黒、墨)
皆さんが使用されているカラージェットプリンターのインクは、シアン・マゼンダ・
イエローそして黒ですよね?
そして「墨」について錦鯉の色の話をしましたら
友人曰く「紅色には、赤色に多少の墨を混ぜるときれいな紅になるよ!」と説明を
してくれました。
この件については私も詳しくないのでこれ以上の説明は省きます。
しかしKey plate=キープレート(≒黒、墨)と書いたように印刷業界人はキープレートを
「墨」と呼ぶ人もおられるようです。
墨で思い出したのが「紅が厚い」
「墨の上に紅が乗ると非常にきれいな渋みのある紅になると。」とある生産者から
聞いた話でした。
魚類の真皮には「黒色素胞」と言われる細胞質内にメラニン顆粒を多数含んだものが
あります。
私も熱帯魚や海水魚で経験があるのですが、急激な水質変化や水槽を叩くなどの恐怖に
より一瞬で黒色に変化するのです。
例を言えば真っ青な「コバルトブルー」と言う海水魚が一瞬で「真っ黒」に体色変化
するのです。
人間でも恐怖や脅威を感じると「顔が青ざめる」と言う表現をします。
余談ですけど人間の場合は、説によると大昔大型動物に接したらとにかく逃げる為に
足や腕に血液が回るからと言われています。
さて錦鯉の場合この黒色素胞が関与して「紅が厚い」のか?
私には分かりません。
しかしある仮説を立ててみました。
もし「鱗が厚く赤い色素細胞と黒い色素細胞が混在していれば?」
友人が言うように「墨の上に紅が乗ると非常にきれいな渋みのある紅になると。」
この仮説はあってるのかもしれない。
もしかしたら「覆鱗」が関与しているのかもしれません。
今回は意味不明の文章になりましたが、色々と突き詰めていきたいと思います。
最後に「ミネラルプラスを使用すると墨が出やすい」とか「深みのある紅になった」
そして「何より艶が出てきて色がきれいに見える」などのお話を聞いていますので
「ミネラルが色素細胞にも寄与しているのは間違いありません」