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- 2022.07.22
- Bacto Powerと芽胞について-2
みなさんよくご存じの「エロモナス菌」について少し説明します。
但し病理学者でもないので一部知る限りの情報になります。
エロモナス菌は、淡水中であれば世界中どこにでも普通に存在している細菌
(常在菌)。
代表的なものとして、鞭毛を持ち運動するエロモナス・ハイドロフィラー。
そして鞭毛が無く運動しない非定型エロモナス・サルモニシダ。
進化の過程でこのように動けなかった細菌が、動くタイプへと進化して現在
大きく分けて2種類が存在しているのではないかと思います。
これはあくまでも私の想像です。
錦鯉の体に傷がついたり体力の低下(水質悪化によるものが多い)などの悪条件が
あると感染して発病します。
しかしもし侵入しても鯉が健康体で抵抗力、免疫力があれば即ち健康体であれば
血液の中の白血球により病気になる事は防ぐ事が出来ます。
免疫力アップ、体力低下を防ぐためにも水質は非常に重要な事です。
いつも説明していますが魚類は水温1℃を5℃違うと感じています。
日本近海でも水温が高いのでサンマなどは沖合に移動しているというニュースを
見られたことがあると思いますが、魚類は水温に非常に敏感です。
水温の急変は避けてください。
それと水質悪化です。
強制ろ過機などをつけて透明度があるように見えて汚染物質(アンモニア・亜硝酸塩)
は存在している場合があります。
生物ろ過重視です。
従いまして「鯉の最適環境を作ってやる」⇒「鯉の健康体を作る事により抵抗力、
免疫力アップ」⇒「病気になりにくい」
「鯉の最適環境を作ってやる」とは、「Bacto Power」「バイオスポンジ」を
使用してアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩濃度の低い最適な水質を 作る事により
ストレスの無い環境で出来れば病気になる確立は確実に低くなります。