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2020.11.27
雑学-2

2019-12-4 (5)

また日本人は「水が合う」とか「水が合わない」「水に慣れる」などの言葉を
よく使いますけど昔から水と人間の生活は密接していて水の変化を感じて
いたのでしょう。
錦鯉を購入したり、品評会会場でブループールに錦鯉を移す時に水温だけ合わせて
水合わせをせずにいきなり入れる光景を目にしますが、駄目だなと良く思います。

じっくり時間をかけて水合わせをしたとしても錦鯉にとっては「水に慣れる」
にはあまりにも時間が短すぎるので致し方無いのかもしれませんが、
でも十分時間をかけて水合わせした方が、ダメージが少なくて済むので
必ずやるべきでしょう。

中にはpHテスターを持参して袋の中とブループールの中のpHを調べてゆっくり作業
されている業者の方を見ると何故か安心しますし流石にあの業者の錦鯉は
いつも状態が良いのだと納得します。
会社の泉水池の管理もバッチリだと思います。

話は少し変わりますが皆さんは「構造色」と言う言葉は知っていますか?
私は「構造色」と言う言葉知りませんでしたが、今までに何度も実は見ていたのです。
例えば「コンパクトディスク」「クジャク」「アワビの貝殻」
「熱帯魚のネオンテトラ」「シャボン玉」などです。
いわゆる金属や鉱物のように見る角度により微妙に変化する。
「構造色」の反射角度の違いにより色が変化して見える現象です。

実は「錦鯉」も金や銀色に輝く部分は「鱗の構造色」で成り立っています。
鱗を形成しているカルシウムなど以外の微量成分が関与しています。
もちろん「ミネラルプラス」にも配合されています。

一方黒い部分(墨)は、人間のほくろと同じで「メラニン」と言う色素で出来ています。
このメラニン色素の「凝集と拡散」により黒く見えたり薄く見えたりします。
この色素に効果がある「ミネラルプラス」にも配合されています。

そして赤い部分(紅)は植物由来の色素からなっています。
植物由来とは何なんでしょう?
実はその正体は「藻類」です。
錦鯉は藻類に含まれている「アスタキサンチン」を食する事により赤色色素細胞に
影響を与え赤(紅)が濃くなります。

代表的な藻類が「ヘマトコッカス」です。
このヘマトコッカスの生育環境にミネラルプラスを加える事により理想的な
水質が出来るかもしれません。
水に溶け込んでいるミネラルと藻類が吸収しているミネラルには熱帯魚時代から
着目していましたのでミネラルプラス開発の際には活用しました。
お米が豊作な年は、錦鯉の仕上がりも良いそうです。

天候が良く日の良く当たると言う事は、藻類も繁殖しやすくなるからでしょう。
ただし野池の土質により藻類が吸収しているミネラル成分が違う事は言うまでも
ありません。
是非バランスの良いミネラルを40種類配合されている「ミネラルプラス」を
泉水池では使用してください。

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