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- 2024.08.09
- 錦鯉ブランドについて-6
生産者「水の汚れの犯人はタンパク質だったのですね？
タンパク質を除去すれば良いのですね？
ここまでバッチリ理解出来ました。
しかしヘドロが病原菌製造工場になるとは生まれて初めて聞きました。
驚きと共にバクテリアによる生物ろ過の重要性を知り有難く感じました」
山村「さらに説明を進めていきます。乗ってきましたね？」
生産者「ものすごく面白くて体が熱くなってきました。
そして更に綺麗な錦鯉をこの手で作れるという希望さえ私の体が感じています」
山村「有機物を無機物に分解させる。難しそうですけど意外と簡単に理解出来ます。
生きているもの死んだものは、動物であれ植物であれ魚類であっても全て有機物です。
砂、石、岩が無機物です。生き物は全て死ねば土に還ります」
生産者「非常に分かりやすいですね！稲も落ち葉も有機物という事ですよね？
それと錦鯉も魚粉を主成分としてエサも錦鯉の糞も有機物という事ですね？」
山村「そうです。それらの有機物がろ過槽に流れて行きます。
バクテリアが少なかったら有機部が分解されずにヘドロになります。
ヘドロも有機物です。
まだ茶色の土になっていません」
生産者「茶色の土とは？」
山村「有機物が分解されると茶色の土になります。無機物になるのです」
生産者「茶色の土はろ過槽に残るんですか？」
