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2024.07.26
錦鯉ブランドについて-4

バイオスポンジとバクテリア

生産者「全ては水にあるのですね?」
山村「そうですね彼らは水の中で生活していますから水に対する知識を深めていかないと綺麗な錦鯉は
維持出来ません。
それでは次に生物ろ過(バクテリアの働きにより汚れを分解するろ過方法)について説明していきます。
ろ過には先程説明した物理ろ過と生物ろ過の2種類だけです。
(本来はこれに化学ろ過がありますが泉水池飼育では水量が多すぎますので余りにも経費が掛かるので
敢えて2種類とさせていただきました)
物理ろ過は簡単にクリア出来たので問題は生物ろ過です。
多くの方がここで固まってしまうので疑問などがあれば随時質問して下さい」

生産者「すいませんメモしたいのでちょっと待ってください」
こういう行動は私にとって非常に嬉しく思います。
まず話を文字に落として絵をかいたり図を描いたりすることで理解も早いですし、後からメモを見ることにより
復習も出来るので非常に大事です。
聞いただけではその内、時間がたてば80%位すぐに忘れていきます。
興味なければほぼ100%頭に残らないと思います。
ですから皆さんも毎日せめて週に2日で良いので日記を書いてください。
感じた事や疑問に思った事を書き留めてください。

生産者「お待たせしました。お願いします」
山村「泉水池とろ過槽は違う場所にあると思われている方が多くいます。
泉水池の水はろ過槽に入りまた泉水池に戻ってきます。
同じ一つの水です。

泉水池の水が綺麗だとろ過槽内に関心が行かないのは普通そうですよね?
餌や糞が浮遊していなくて池の水が透明なら安心されます。
しかしろ過槽内には分解されない餌や糞が溜まっています。
それがやがてヘドロになります。
その後池の水が茶色になり透明度もどんどん落ちてきます。
目の前にある池がまさしくそういう状態です」

English Summary
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