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2024.12.27
錦鯉ブランドについて-25

マイクロミネラル サイトup用

山村「目に見えないものだから非常に難しいですけど人間の舌には味を感じる味蕾(みらい)細胞なるものがあるので
まだ味覚は判断できるのですけど透明な水の中にカルシウムがどれだけ溶け込んでいるとか無理ですよね!

ミネラルについてもう少し説明しておきます。
ミネラルは1種類で働くのではなくて多種類で連携して働くという点が挙げられます。
例えば貧血の人は鉄分を取れば良いとか言われますが、実際には鉄分だけをとっても貧血は解消できません。
鉄分が体内で働くためには、銅・亜鉛・鉛・コバルト・セレンなどの助けが必要になります。

即ちミネラルは、チームワークにより体内に取り込むことが出来るのです。
今まさしくブラジルで開催されているサッカーのワールドカップのゲームのように多くの選手のパスワークにより
ゴールゲット出来るのです(今この原稿を書いているのは2022年のカタールで行われているワールドカップの時です)

また生き物は、体内でミネラルを作り出すことが出来ないので多種類のミネラルを体の外部から
摂りこむ必要性があります。
人間の場合毎日の食事を通して行われるのですが、現代は環境変化により食事からミネラルが摂りにくくなっています。
ミネラルは人工的に作り出せるものではなく、大地等に存在するものを吸い上げるしかありません」
生産者「最近ではこのあたりの田んぼにも有機肥料を使用しているのはミネラルの関係ですかね?」

山村「私が生れた1954年頃は、ほうれん草には約13mgの鉄が含まれていたのに対し、現在は約2mgしか含まれていません。
実に約85パーセントもの鉄が、ほうれん草から失われました。」
生産者「化学肥料の影響でしょうか?」

山村「それも大いに影響があります。
そして大根や人参、その他の野菜についても同じことが言えます。
大地からミネラルが減少してきた原因は、色々ありますが例えば化学肥料。

化成肥料にはある特定種類のミネラルしか含まれていないため、それを土壌に撒くことによって
土中のミネラルバランスを壊してしまいその土壌で育つ野菜に人間が必要とする多種類のミネラルが
含まれなくなってしまったのです。
いわゆるチームワークが出来なくなってしまったのです」
生産者「色んなミネラルがあって初めて絡み合うことが出来るのですね。
まさしくチームワークですね!」

English Summary
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