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- 2024.11.22
- 錦鯉ブランドについて-20
後から説明するRO(逆浸透膜)を当時私の店で販売していましたのでROの仕組みは知っていたのですが
まさか半導体製造でROが活躍しているとはびっくりしました。
私はサンゴの育成や特殊な軟水を好む熱帯魚のために販売していました。
30年前の話ですけどまさか半導体製造で・・・。
ROとは、半透膜(水は透過させるが、イオンや分子はほとんど透過させない膜)を使用して純水を作る逆浸透膜システムの事で
Reverse Osmosis(リバースオスモーシス)の頭文字を取ってROと言います。
例えば、天然海水、牛乳、尿などをこの機械を通せば全てきれいな水(純水)にする機械の事です。
逆浸透膜(リバースオスモーシス)システムでシンガポールや
中東などでは大型のプラント開発が進み天然海水を飲料水に変えて利用されています。
中国では地下水を日本酒に合うように逆浸透膜を利用して日本酒と変わらない品質の製品を生産し 海外に輸出しています。
ヨーロッパの錦鯉業者や一般ユーザーでは当たり前に使用していますし中国の錦鯉生産業者も使用しています。
インドネシアでも使用しているそうです。
水質が悪い地域ほど「逆浸透膜(リバースオスモーシス)」システムを使用しています。
日本では水道水の水質が良いのでさほど一般家庭でも普及していません。
日本の水が良いから、水に対して無関心の方が多くおられるのが現実です。
この点を踏まえて勉強すればまさしく水を操れるなるようになります。
イギリス人の販売業者と導電率の話になった時に彼に質問しました。
如何にしてPH,導電率を適正な飼育水を維持しているのか?
RO(リバースオスモシス)を使用してRO水と水道水をブレンドしてPH7.0、
導電率120マイクロジーメンスを維持していると言っていました。
非常に導電率の話が長くなりました。
私は熱くなると余計な話が長くなる癖があります。
すいません」
生産者「いえいえROと言うものがこの世にある事を知っただけではなく自分で錦鯉の水が作れるんだと
分かった事だけでも非常に良いお話でした。
いずれ私のレベルが上がった時にチャレンジしてみたいとワクワクしてきました。
しっかりとメモしました」