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- 2024.07.12
- 錦鯉ブランドについて-2
ここで少し生産者の方とのやり取りを説明します。
生産者「かなりやばいですか?」
山村「ひどすぎます(私は初対面の人にもかなりストレートで発言するタイプでこれが長所なのか?短所なのか?
分かりませんが、オブラートに包むと今目の前にある現実を理解されないと思い相手さまには悪いと思いながら
ついつい本音で話しています)」
私は長年の熱帯魚販売で一般顧客との経験から言えばここで相手の方が踏み込んで来るか来ないのかで
改善出来るか出来ないかが決まりります。
また返答のニュアンスにより説明方法も変えていきます。
本当に良くしたいと考えるか?
面倒だからこれでいいや?
と考えるかによります。
即ちここが分岐点です。
生産者「どうすれば病気もしにくい水に出来ますか?」
山村「水をどうにかしたいと言われましたね?着眼点は素晴らしいですし何しろ意欲を感じましたよ!」
生産者「良く病気にかかりますし長期にわたると死んだり成長も悪くなるし色艶も悪くなります。
また精神的に疲れてしまいこのタイミングでお客さんが来ても販売に結びにくいんですよ」
山村「私は錦鯉を見る目はありませんが、さすがに色艶が悪いことぐらいわかります。
私なら買いません((笑)」
生産者「山村さんは見事にストレートで言われる方なんですね。でも私でも買いません(笑)
私の立場からするとこういう状態の時にお客さんに見せるのが恥ずかしい気持ちです」
山村「恥と感じることは非常に前向きであると言えます。恥と感じない生産者であれば進歩はないですからね」
生産者「何か山村さんなら正直に言える雰囲気なんですよ!」
山村「私のキャラクターですかね。唯一の取柄です(笑)」
こういった冗談を交えた会話からいよいよ私の説明が始まりました。