NEWS&TOPICS

2022.08.05
錦鯉の環境適合について-2

IMG_1050

その後「孔雀と五色は別物」と説明した次の日に錦鯉の系統について調べてみようと
考えネット検索で「錦鯉系統図」を探しました。
この系統図を見ていると錦鯉の祖先が「真鯉」。
この真鯉は知っていたのですが「鉄真鯉」と「浅黄真鯉」に分かれていたとは
知りませんでした。
元々私は「錦鯉の水質」に興味があり錦鯉の系統図は今までほとんどじっくり
見たことがありませんでした。

さてそうなると錦鯉としてこの世に生まれてきた過去を少し調べてみました。
ほとんどの錦鯉飼育者は既にご存じであろうこの過去を説明していきます。
1800年頃新潟の水田で他のものより明るい色をした鯉を見つけられたそうです。
また別のネット記事によりますと冬場のたんぱく源確保のために棚田で鯉を養殖
されていたそうでその中にやはり明るい色の鯉を見つけられたそうです。
これらの鯉を何世代も交配していくうちに「緋鯉」などの綺麗な鯉が出来たそうです。

私が直感的に「孔雀と五色は別物」とお客様に説明した理由は紅白と墨ものでは
最適なミネラルバランスもしくはミネラル量が違うのではないかとミネラルプラス
開発時に感じていました。
これも熱帯魚や海水魚、サンゴ、水草などを販売している時に会社で色んな実験を
した経験に基づいています。
また新潟の業者の方が「泥池は紅白、小石の野池は墨ものが良い」と言われたことも
参考になりました。
「コロナウィルスのデルタとオミクロンと同じ発想です。」と答えたのも全て進化
であると思います。
進化と言う言葉が適切でない事は私も重々分かりますが、ウィルスも人間も錦鯉も
生き物です。
生命体です。

どんな環境下においても「生きる」という事は重大な使命です。
子孫を残すという事は重大な使命です。
地球上に生命が誕生して以降この「生きる」と言うDNAは全ての生命体は持っている
と思います。
「生きる」と言うより「生き延びる」と言う言葉の方が適切かもしれません。
私は研究者でも学者でもありません。
これはあくまでも私の考え方です。

English Summary
動画を見る