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- 2022.06.10
- 錦鯉とミネラル-2
ミネラルとは？
簡単に言えば岩や土などの含まれている無機質成分です。
私は良く説明していますが、錦鯉のエサの残りや溶けだした成分、錦鯉の排泄物や
古くなった粘膜（人間で言う角質）、動物プランクトン、植物プランクトン、
バクテリアなどの死骸。
これらを有機物と言います。
生きているものも死んでいるものも有機物です。
例えればまだ枝について光合成活動をしている生きている葉っぱや秋から枯れて
落ちていく死んだ葉っぱ。
この２種類の葉っぱも有機物です。
錦鯉の池で発生する有機物はバクテリアの分解により無機物になります。
ならなければ池の水は傷んで腐っていきます。
ですから「生物ろ過」を勉強することは非常に大事なのです。
実際に機能しているろ過槽において「茶色の土」を見られた事があると思いますが
これが「無機質成分を含んだ無機物（茶色の土）」なのです。
さてミネラルの話に戻りますが、ミネラルとは体を構成する「酸素、炭素、水素、
窒素」の主要４元素以外のものの総称です。
体の機能の維持・調節に必要な「五大栄養素」の一つでもあります。
ミネラルは身体の中でつくり出すことは出来ないため、肉や魚、野菜、海藻などの
食物からとりいれます。
そうです、牛や豚、マグロやサンマ、トマトやキャベツ、ワカメや昆布なども
ミネラルが無いと体の機能の維持・調節が出来なくなるのです。
何故なら地球上の生命は地球という環境で生まれたからです。
地球上にあるミネラルでしか栄養は摂れなかったのです。
もし地球以外に生命体がいるとしたらその惑星にあるミネラルの恩恵を受ける形で
生命が進化しているでしょう。
当然人間とは似ても似つかない姿形をしているでしょう。
未だに世界を席巻しているウィルスでさえ生き延びるために形を変えながら子孫を
残すための方策を考えながら変異をしているのでしょう。
実際は考えているとういう表現より生存本能と言った方が良いかもしれませんね！
まあウィルスに本能があるのかどうか知りませんが、彼らも地球上で生まれたから
には何とか生き抜こうと思っています。
