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- 2021.11.26
- 鉄・硫黄とミトコンドリアについて-1
今回のお話は「ミネラルプラス」を開発した時に勉強した際に生まれて初めて
知り得た情報です。
多分学生時代には勉強の教材にも出ていない分野なので仕方ないのかもしれません。
我々人間などの生き物は細胞の集合体です。
その細胞の中に「ミトコンドリア」が共生しています。
住んでいるのです。
ミトコンドリアは元々は細胞とは別の生き物で「好気性細菌」だったのです。
Bacto Powerにも配合されている好気性細菌なのです。
酸素を使ってたくさんのエネルギーを作り出すことが出来る好気性細菌は
細胞に取り込まれ細胞内に住み着いて形を変えてミトコンドリアになったそうです。
これを細胞内共生説と言います。
私たちの体の設計図であるDNA。
細胞内には「核」があり皆さんが興味があるDNAが核内にあります。
そしてミトコンドリアの中にもDNAがあります。
核内にあるDNAとは違うDNAなのです。
ミトコンドリア内にはこのDNAの情報からタンパク質をつくる装置が備わって
います。
それらも好気性細菌の装置に近い特徴を持っています。
半自律的に増える!
細胞は細胞分裂によって2つに分かれることで増えます。
この時核は、分裂した2つの細胞のどちらにもないといけません。
そのため、細胞分裂をするときは、核も2つに分裂をします。
逆に、細胞が分裂するとき以外には、核は分裂しません。
一方ミトコンドリアはというと細胞分裂をしない時にも細胞が必要だと判断した時
にはどんどん分裂して増殖することが出来ます。
これを「半自律的な増殖」と言い元々細胞とは別の生き物であったからこその特徴と
考えられています。
ですから細胞とミトコンドリアは別々の生き物であったことが証明されました。