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- 2018.10.26
- 野池環境と泉水環境について-1
以前生産業者の方から「野池に移動せずに泉水で飼育したいけどどう思う?」と質問を受けたことがありました。
野池環境を再現する事は難しい事ですけど毎年データを取って行けば「いずれは泉水での飼育が当たり前になるかもしれませんね?」
とお答えしました。
私もその時にあまり深く考えずに答えたのですけど後で考えてみると「ここ最近の地球温暖化による異常気象のせいで高温多雨の日が夏場特に多くなりました。
このことを考えると野池環境より泉水環境の方が人間がコントロールしやすいのかもしれません。」と思いました。
そして場所場所によって同じ野池環境はありません。
確かに生産業者の方に聞くと「良い野池と悪い野池」があるようです。
悪い野池と語弊がある書き方をしましたが、毎年の池上げ時に出来が悪いと解釈してください。
そして良い野池においても閉鎖性環境ですので異常な藻類の繁殖やヘドロの堆積などが起きる可能性があります。
簡単ではありますが野池に影響を与えそうな項目を説明していきます。
1.土質
2.水質
3.日当たり
4.風通し
5.野池周辺の木々の種類
などなど今思いつくだけでこれだけあります。
次回は上記5項目について順次説明していきます。