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- 2017.07.07
- 酵素について-8
【体を錆びつかせてしまう「活性酸素」】
「活性酸素」は人間の健康を脅かす最大の敵です。
それは活性酸素が人間の体を「酸化」させるからです。
釘を放っておくといつの間にか赤茶色にさびて最後はボロボロに
なってしまいます。
鉄が空気中の酸素と結びついた為でこれが「酸化」です。
活性酸素は普通の酸素の数百倍から数千倍の酸化力があります。
私達は呼吸によって体内に摂りいれた酸素を使って食物の栄養素から
エネルギーを取り出しています。
この時使われる酸素の2%ほどが活性酸素に変わると言われて
います。
このほか新陳代謝を行ったり体を病原菌から守ったり生きて活動して
いる限り私たちの体内では活性酸素が発生しています。
薬は酵素を減らすだけでなく活性酸素を増やします。
食品添加物、タバコやお酒も同様です。
活性酸素の発生源は私たち日常生活の中にもあふれています。
大気汚染などの環境汚染、農薬や殺虫剤などの化学物質、電化製品や
OA機器から発生する電磁波、激しいスポーツ、そしてストレス。
これらすべて体の中に活性酸素を生み出します。
このようにして毎日大量に発生し続けている活性酸素によって細胞や
組織がサビついていくのが老化であり病気です。
およそ我々が知っている名前の病気や症状に活性酸素は関係して
います。
この活性酸素から体を守ってくれているのもやはり酵素です。
活性酸素を無毒化してくれる酵素を「抗酸化酵素」と呼びます。
抗酸化酵素が最も盛んにつくられるのが20代で潜在酵素が減って
くる40代ではその半分しか作られなくなると言われています。
生野菜や果物、発酵食品から食物酵素をしっかり摂りいれて代謝酵素
の一つである抗酸化酵素の働きを 高める事が病気や老化を防ぐこと
につながります。
抗酸化酵素を増やすには、セレン、銅、マンガン、亜鉛、鉄などの
ミネラルが欠かせません。
これらのミネラルは、「ミネラルプラス」に豊富に含まれています。
全て抗酸化酵素であるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)や
カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼの補助因子 であり不足
すると抗酸化酵素は十分に働くことが出来ません。