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- 2017.06.23
- 酵素について-6
【自然治癒力を高めるためにも酵素を摂りましょう】
腸を元気にすれば免疫力は高まる!
腸は一般的に考えられているよりはるかに重要な臓器です。
その仕事は、消化・吸収・排せつだけにとどまりません。
免疫機能の8割が腸にあるのです。
免疫細胞の1種であるリンパ球は、70%が小腸に10%が大腸に存在しています。
このように腸の守りががっちりガードされている理由は、消化管が「体の中にある
のだけれども体の外にむき出しになっているのと同じ」だからです。
即ち肌が外界と触れ合っているように消化管は常に食物や一緒に入ってくる細菌、
ウィルスなどにさらされているからです。
腸の免疫システムは、これらの異物、病原菌、有害な物質を体に摂りこまないように
発達したのです。
だからこそ腸には80%もの免疫があります。
腸は最大の免疫器官であると同時に最大のホルモン産生器官でもあります。
その働きを高める事が、体全体の免疫力を上げ病気を寄せ付けない体を作ることに
つながります。
これらの腸の働きをより高めるためにも酵素をはじめとしてビタミンやミネラル、
食物繊維など腸の状態を整え腸を元気にする栄養素がたっぷりと含まれた生野菜や
果物をしっかり摂ることが大事です。
この点においてもミネラル成分40種類が配合されている「ミネラルプラス」が
有効です。
腸内細菌は、乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」大腸菌、ウェルシュ菌などの
「悪玉菌」
どちらか勢いのありそうな方に味方する「日和見菌(ひよりみきん)」の3つに
分類されます。
「善玉菌」の仕事は、病原菌をやっつける、有害物質や発ガン物質の分解・排泄、
腸内pHの調整、腸のぜん動運動を促す、さらにはビタミンやホルモンを作ったり
酵素の働きを高めるなど数えきれない仕事をしています。
「悪玉菌」は、発ガン性物質や毒素などの有害物質を作り出し腸内を腐敗させます。
これら有害物質が腸から吸収されると血液を汚して高血圧や動脈硬化、肝機能障害、
アレルギーなどあらゆる病気の原因となる上に体を老化させます。
一方で体内に侵入したコレラ菌や赤痢菌を撃退するなど悪玉菌にしか出来ない仕事も
あるので単純に悪玉菌をゼロにしてしまえばいいという事ではありません。
腸内細菌は、善玉菌3、悪玉菌1、日和見菌6のバランスが良いとされています。
薬は酵素の働きを邪魔して腸を荒らします。
中でも抗生物質は、病気の原因となる細菌だけでなく腸内の善玉菌まで殺してしまう
ので要注意です。
善玉菌の栄養源は、食物繊維ですので食物繊維の豊富な食物をたくさん摂るように
しましょう。