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- 2017.06.16
- 酵素について-5
【酵素は様々な栄養素の基盤になる】
ビタミンやミネラルが体の中で仕事をするときには常に酵素と一緒になって働いて
います。
ビタミンやミネラルは「補因子」といって酵素の働きをサポートするのがその役割で
あり酵素のアシスタント的な存在なのです。
ですから肝心の酵素が不足していたり働きが弱っていたりするとどんなにビタミンや
ミネラルを摂っても効果はないのです。
補因子の内ビタミンを「補酵素」ミネラルを「補助因子」と呼びます。
補酵素を英語で「コエンザイム」と言いますがこれは酵素＝エンザイムを補佐する
物質という事です。
Enzyme Strongにはビタミンも乳酸菌も配合しています。
【一生分の酵素の量は決まっている】
健康と寿命のカギを握っている大事な酵素ですが、使われるときには優先順位が
決まっています。
酵素の総量が減ってくると生きていくにはそれほど必要でない部分は後回しに
されるのです。
髪の毛を黒くしているのはチロシナーゼと言う酵素ですが、年をとって体内の酵素が
減ってくるとチオシナーゼの分として使われる酵素は少なくなり白髪が目立つように
なってきます。
これなどは心臓や肺を動かす酵素が足りなくなると命にかかわることになるので
髪の色は真っ先に切り捨てられるからです。
【酵素を大量に消費してしまうと病気になる】
錦鯉の日常生活において酵素を大量に浪費する要因があふれています。
ストレスは、活性酸素の発生やストレスホルモンの増加と言った様々な悪影響を
体に及ぼしそれらに対処するために膨大な酵素が使われます。
例えばアンモニア、亜硝酸塩数値、硝酸塩の蓄積による呼吸困難、pH低下により
粘膜が溶ける事による粘液細胞に対する負担、カキガラ設置からくる硬度上昇に
対する粘膜剥離、粘膜異常現象による病原菌侵入防止酸化したエサからくる消化不良、
急激な水温変化、酸性雨によるpH低下・・・・・・・
これらの色々なストレスから身を守るべき大事な酵素が不足していると深刻な病気に
なるのは目に見えています。
鯉に多くのエサをやった場合消化酵素の浪費⇒確実に健康を損なう。
また消化酵素の浪費は、代謝酵素の不足をもたらしその仕事を滞らせて確実に健康を
損なってきます。
私達人間も錦鯉も酵素無しでは生きられません。
