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- 2017.07.28
- 酵素について-11
【生きるために絶対になくてはならない酵素】
栄養学では、炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素が人が生きていく上で必要な栄養素として言われていました。
その後、炭水化物を摂っても、それだけではエネルギーとしてうまく代謝しないということで、ビタミン、ミネラルが加わって五大栄養素となりました。
さらに体内では消化されないからとそれまで見過ごされてきた食物繊維が6番目に加わりました。
そして抗酸化物質であるファイトケミカルを加えて7大栄養素と言われています。
もちろんこれらの栄養素も大切です。
しかし、ビタミンやミネラルよりも、私たちの生命を維持する上でもっと大切なものがあります。
それが酵素です。
酵素と聞くと多くの方は「消化酵素」と連想されると思います。
しかし、酵素は食べたものを消化吸収するばかりでなく、息をしたり、筋肉を動かしたりと、全ての生命活動に関与しています。
もし酵素の働きがなければ、人間も動物も生きることはできません。
いわば、生命活動の主役であり、源です。
ミネラルが人の体の中でどのような働きをしているかを考える時に体を巨大な化学工場に例えることが出来ます。
この中では、生命機能を支えるために約3500種類以上の化学反応が行われており、人が健康であるというのは、
この化学反応の連携がスムーズに行われているということです。
この化学反応の連携に必要な物質が酵素でありこの酵素の原料になっているのがタンパク質(アミノ酸)とミネラルです。
「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏に行き着く」と言われています。
「ビタミンは重要なものだが、ミネラル無しでは何も出来ない。
ミネラルこそ栄養の世界のシンデレラと言われビタミンはミネラルの助け無しには吸収されることも、その機能を果たすことも出来ない」と言われています。
このようにミネラルの働きによって、酵素もビタミンもうまく機能し、体の代謝の仕組みを作っているのです。