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- 2017.03.17
- 藻類について-3
最後にまとめとして説明します。
皆さんも聞いたことがある「アオコ」は浮遊性の植物プランクトンであり微生物です。
植物プランクトンと言っても他の植物と違って動き回ることが出来ます。
それらは光合成で窒素固定をしながら有機物も食し両方から栄養をとることができます。
アオコが出る原因は有機物の量と栄養塩類の量により決まります。
バクテリアを投入する事により下記のような現象が起きます。
1.拮抗作用が起きます。
2.食せる有機物が減少します。
3.窒素量減少によりリービッヒの最少律の法則にて栄養が取れない=光合成阻害が起こる。
と言う原因です。
ですから定期的にバクテリアを投入すれば予想外の栄養が供給されない限り水質は良好になります。
また、上記の拮抗作用により別の悪玉(病原菌など)も繁殖しにくい環境になり。
自然のより良い生態系を形成出来るようになります。
最後に余談ですけどなぜ恐竜は巨大化したのか?
恐竜が生息している時代の地球上において気温が今現在より高くまた二酸化炭素濃度も相当高い時代だったそうです。
その影響で植物の葉は非常に大きく生長したようです。
ただし栄養価においては現代の小さい葉と同じ量の栄養価しか無かったので恐竜は多くの大きい葉を食べていたようです。
その為に消化器官が体内で大きくなりそれを支える体を形成しなければならなったそうです。
その為に非常に巨大化していったそうです。
錦鯉も同じで水質環境により変化していきます。
この話を参考にまた新製品開発出来そうです!
水があるところに人は住み始め、空気のきれいな場所に移動し農作物が出来やすい肥沃な土地に移りそして治安の良い場所を求める。
これが人間の考える自然の摂理なのでしょう!
しかし錦鯉は閉鎖環境に棲むしかありません。
泉水池から逃げることが出来ないのです!
それが快適な環境であれば良いのですがもし最悪な環境であればこれほど可哀そうなことはありません。
錦鯉の運命を握っているのは管理者であるあなた方です。
水質環境について改めて考えて行きましょう!
Bacto Powerとバイオスポンジを忘れずに使用して下さい!