NEWS&TOPICS
- 2022.11.11
- 私のつぶやき-4
①「病気にならないようにするにはどうしたら良いのか?」
②「病気になれば塩や薬品を使えば良い」
この2つの考えには大きな差があります。
①の考え方には前向きで意欲と熱意が感じられます。
②の考え方は投げやりな後ろ向きな考えです。
熱帯魚を販売している時も②の考えの方が多くおられました。
何も分からない知識でスタートしますし水の浄化システムや水質の事なので
知識や経験が無いので当然な事です。
ですから少しずつ私がアドバイスをしていきました。
ただ水槽を眺め餌をよく食べるかどうかしか興味が無かった人が
「こうすれば熱帯魚の艶が出て来たとかこのpHに調整したらアマゾンの魚が
見違えるほど体色が出て来て凄いんだ」と嬉しそうに私の元に駆け寄り
一生懸命説明される笑顔を見ることが私の喜びでもありました。
こういう人たちが初めて「趣味の世界」に入ったと言えると思います。
趣味の世界に入らず難しいとか良く死ぬだけを感じて熱帯魚マーケットから離れていきました。
この事はプロと呼ばれている人たちの責任かもしれません。
現場を知らず机の上で勉強ばかりした人たちが作る製品には辟易した事が何度もありました。
熱帯魚の生命を脅かす製品を素晴らしいキャッチコピーで販売していたからです。
「病気にならないようにするにはどうしたら良いのか?」
この事を念頭にあらゆることに疑問を持ち感じた事をメモしてください。
そして業者に質問をぶつけてください。
そうすれば楽しい錦鯉飼育が始まります。