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- 2023.12.08
- 生命の起源とマイクロミネラル-5
電解質とは?
電解質とは、水などの溶媒に溶解した際に、陽イオンと陰イオンに電離する物質のことで、
ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、リン(P)、
クロール(Cl)、重炭酸(HCO3–)などがあります。
これらは主要ミネラルとしても重要で、身体の機能の維持や調節など、生命活動に必要な役割を
果たすために、体内にある一定の範囲内で保持されています。
ところが、さまざまな理由で過不足が生じ、その恒常性が破綻すると、「電解質異常」が
起こります。
電解質異常は、臨床のあらゆる場面で遭遇する病態であり、重症例では致死的不整脈など、
生命を脅かすことも少なくありません。
さらに最近は、薬剤の影響、サプリメントの乱用などにより増加傾向にあります。
錦鯉飼育でもこの薬剤やサプリメントの使用には十分気を付けてください。
錦鯉の最適な環境を維持するためにも「バイオスポンジ」「Bacto Power」を使用してきれいな
水質を維持してください。
そして「ミネラルプラス」「マイクロミネラル」を使用してバランスの取れたミネラル環境水を
維持してください。
「錦鯉は絶えずどん欲にミネラルを欲しがっています」
Na(ナトリウム)
細胞外液の主要な陽イオン。
Naの増減はClとともに細胞外液量の増減を意味します。
体液の浸透圧を一定に保つ働きがあり血圧の調整系と密接に関係しています。
神経や筋肉の刺激伝達を助け酸塩基平衡の調節を行います。
K(カリウム)
細胞内液の主要な陽イオンで、Naと共に体液の浸透圧や酸塩基平衡の維持に関与します。
特に心筋の収縮など、神経や筋の活動に重要な働きをしています。
P(リン)
細胞内液にある主要な陰イオン。
Caと共に骨にヒドロキシアパタイトという形で蓄積します。
細胞膜や骨の構成に不可欠で、糖代謝に必要な電解質でもあります。
Cl(クロール)
細胞外液の主要な陰イオンで、体内の陽イオンとの結合で重要な化合物となります。
Naを中和して、水分バランスの維持に関与します。
これらの主要ミネラル以外に非常に重要なミネラルがあります。
それが微量ミネラルです。
特に「マイクロミネラル」には特殊微量ミネラルがバランスよく配合されています。