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2015.09.11
水をろ過するってどういう事?

バイオスポンジ

水をろ過するってどういうことでしょうか?
一般的な考え方は汚れた水をキレイにするとか濁った水を透き通った水にするなど
でしょう。
それでは水を汚す原因はどんなものでしょう?
1.餌の残り
2.鯉の排泄物
3.鯉の体表粘膜
その他木の枝、葉っぱなどもあります。

以上のような有機物質が閉鎖された池の中において徐々に蓄積していきます。
これらの有機物質をバクテリアの働きで分解する事を「生物ろ過」と言います。
我々の池においてもこのバクテリアの持つ浄化作用によってきれいにする事が可能で
自然界では人間の手を借りずとも一般的に行われている事です。

さて我々は上記の3種類の水を汚す原因(有機物質)が分りました。
それをターゲットに考えて行きましょう!

有機物質は大きく分けて
1.タンパク質
2.糖質(炭水化物)
3.脂質(脂肪)の3種類の成分が組み合わさって出来ています。

炭水化物と脂肪は、分解されると水(H2O)と炭酸ガス(CO2)になり有害なアンモニア
は排出されませんので問題にはなりません。
しかしタンパク質は加水分解やバクテリアによる分解により水(H2O)と
炭酸ガス(CO2)それと鯉にとって非常に有害なアンモニアを排出します。

さてこのアンモニアを何とか処理しなければなりません。
その一番簡単で有効な手段が「生物ろ過」です。
いわゆるバクテリアにより有害なものを無害にしてくれるシステムです。
そこでお勧めしますのが当社発売中の「Bacto Power」「バイオスポンジ」です。

「Bacto Power」は日本の高い微生物技術を用い制作した物で他社製品とは違います。
純粋培養担持凍結乾燥品です。
水温、水質にもよりますが通常3~5日くらいで活性率が高くなります。
次に大事な事はこの有効的に働いてくれるバクテリアの住みかです。
今までのろ過材ではこのバクテリアの住みかにならないものが数多くありました。
そこで原材料を吟味しつつ実験を繰り返して開発されたのが画期的な
「バイオスポンジ」です。
原材料は「バイオフィルム形成」に重点を置きバイオスポンジ専用として考え
ブレンドしています。

バイオスポンジを敢えてマット状にせずにサイコロ状にしたのは水流を弱めながら
迷路のようなスポンジの 間を有機物を含んだ汚れた水がゆっくりと流れる事により
バクテリアの分解可能時間を稼ぐためでした。
このようにして「Bacto Power」「バイオスポンジ」の最高のコラボレーションの
働きにより有害なアンモニアは 亜硝酸塩そして硝酸塩と分解されていくのです。
高機能バクテリアと画期的バイオスポンジを設置するだけで水は鯉にとって最適な
環境になります!

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