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- 2019.06.14
- 水は生きている-2
前回に引き続いて「水は生きている」を説明していきます。
広島地区とか新潟地区との地下水の比較は出来ません。
大枠では説明可能でしょうけど個別の地下水により水質は大きく変わっています。
100メートル離れた地下水は、もう「別の水」です。
水質が違う場合が普通の事です。
人間一人一人違うように水も七変化しながら生きています。
雨の多い季節や少ない季節によっても地下水の水質は変化します。
雪の多い年と少ない年でも地下水の水質は違います。
雪解け水を想像してください。
時間をかけてゆっくりゆっくりと地下に進んでいきます。
雪が多く降った年は、ミネラル分が多い地下水になります。
今年は昨年からの降雪量が少なかったので錦鯉の色艶にも影響が出て来るでしょう。
特に「墨」には出て来ると思います。
水は純粋で様々な外的要因により変化します。
まさしく「水は生きている」という事になります。
あらゆる水はすべて違うと考えてください。
これを理解するには「必ず自分で興味を持ち水質を調べてみてください」
将来水を操れることは間違いはありません。
水を勉強すれば錦鯉も必ずきれいになって行きます!
当然病気にもなりにくくなります。
酸性の強い水で粘膜が剥がされたりカキガラを入れすぎて硬度が高くなり粘膜が
溶けたり・・・。
何より水質悪化でストレスが溜まり免疫力が落ちてきます。
これらの原因は「水」にあります。
我々空気中に生活している人間でも水に頼って生きています。
新生児で体重の約75パーセント、子供で約70パーセント、成人では約60~65
パーセント、老人では50~55パーセントが水で満たされています。
人間の体の中では、血液、血管内、各臓器の細胞内にそして血管と臓器細胞の間に
ある組織・間質液として存在しています。
人間はもとより地球上の生命全てもちろん錦鯉も、水を外界から摂取、代謝そして
排出しながら生きています。
そして体内の水は細胞内に存在する細胞内液と血液やリンパ液などの細胞外液に
分かれます。
これらの水は、同じところに留まらずたえず細胞の内や外を行き来して身体の
すみずみまで行きわたるよう動いています。
良質な水を取ることをおすすめします。
錦鯉においては良質な水をベースに水質環境に特に注意しましょう。
泉水池の水も変化しながら生きています。