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- 2022.12.02
- 有機農法-1
先日新聞に「有機農地25%」を目指すとの記事を読みました。
環境重視が世界の潮流になる中で農産物の輸出増を目指す日本にとって日本の農業の
あり方を世界に示す必要性があったようです。
高齢化が進む農業従事者の減少や食料自給率の低下が懸念される
日本においてある意味有機農地を足掛かりに日本の安全でおいしい農産物を
世界にアピールする機会になればと感じました。
またコロナ過や紛争により食糧の輸入に対してトラブルがある事を想定した
食料安全保障の観点からも非常に重要な事であると思います。
錦鯉の野池環境について以前説明した事があるかと思いますが、
「野池の周りに農地があれば化学農薬は使用していないか?
また化学肥料は使用していないか?」
これは絶えずチェックしておく問題であると思います。
北陸に押し寄せる「エチゼンクラゲ」などは中国農業従事者が多量の化学肥料を
使用するために残存した肥料分(主に窒素、リン、カリウム)が海の海水を
富栄養化したために異常繁殖されたとの記事を読んだことがあります。
野池の周辺の内からこの残存した肥料分が流れ込んでくると野池環境は破壊されます。
それにより鰓を傷めたり食欲が落ちたり成長も悪くなる場合もあります。