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- 2020.10.30
- 土壌とミネラルについて-2
ここで少し土壌について説明していきます。
世界の土壌は12種類で日本、中国、インドネシア、インドなどは肥沃な土地と
言えます。
「肥沃」とは?
土地が肥えていて、農作物が良く出来る事です。
土壌を構成する3つの要素は、生物(ミミズや微生物など)、腐植、鉱物の
混合物です。
以前も説明しましたが、落葉広葉樹の枯葉が堆積したものも有効ですが、あまりにも
落ち葉が多すぎると有機物が野池に入り生物ろ過(自然の土壌に生息している
バクテリア)の障害になります。
野池の土壌と野菜の土壌を比べたり調べると意外と良い野池が探せたり作ったり
出来るかもしれません。
例えば「レタスが良く育つ土壌」は錦鯉の飼育に適しているとか?
しかしミネラルプラスを野池の泥にかき混ぜる方が早いかもしれません。
「何しろ40種類のミネラルが配合されていますから」
「紅白の細胞が要求するミネラルと墨系の錦鯉の細胞が要求するミネラルの
バランスと量」は明らかに違うものだと思い今現在研究中です。
生物の多様性から来たものであると考えています。
生物の多様性とは?
長い時間をかけて進化した様々な生き物やそれらが互いに繋がった豊かな生態系が
存在することを示す概念。
種の多様性、生態系の多様性、同じ種でも遺伝子が異なる遺伝的多様性の
3種類がある。
開発による環境破壊や地球温暖化、乱獲、外来種の増加などにより地球規模で
急速に失われています。
栄養バランスに優れていない人類の祖先は子孫を残せなかったそうでいわゆる
自然淘汰されていきました。
子孫を残せた祖先が食べていたものの中にオメガ脂肪酸3が多く入っていました。
牧草で育てた牛肉と穀物飼料で育てた牛肉とではオメガ脂肪酸3とオメガ脂肪酸6
の割合が違います。
牧草で育てた牛肉はオメガ脂肪酸3とオメガ脂肪酸6の割合が1:2
穀物飼料で育てた牛肉はオメガ脂肪酸3とオメガ脂肪酸6の割合が1:8
1:2の割合が自然の摂理なのです。
これからは養殖や家畜のエサも考慮していかないといけないと思います。
既にフランスにおいてはエサを穀物から牧草へと戻そうとする動きが出ています。
ここでも大地のミネラルが多いに影響していることが分かります。
最後に身近な話題で「こむらがえり」について追加で説明しておきます。
明け方にふくらはぎが痙攣して、あまりの痛さに飛び起きた事無いですか?
こむらがえりとは、ふくらはぎに起こる痛みを伴った筋肉の痙攣(つり)のことです。
ゴルフやテニス、水泳などのスポーツを楽しんでいる最中のみならず、就眠中
(特に寒い時期の明け方)に寝床のなかで伸びや寝返りをうった途端に起きることが
多いです。
私も中学生時代に川で泳いでいる最中に突然こむらがえりが来て溺れそうになった
経験がありました。
こむらがえりの原因は、筋肉の疲労その逆に運動不足、脱水や体液の成分である
電解質の異常(カリウム、カルシウム、マグネシウムの不足)などが考えられます。
日頃からカリウム、カルシウム、マグネシウムを補給しておくために、
野菜やフル-ツ、海藻類、小魚、牛乳などをバランスよくとるように
心掛けることです。
これらの食物には酵素もたっぷりありますからおすすめです。
偏食はいけませんよ!
このように生き物の細胞は、絶えず様々なミネラルを要求しています。
それにこたえられるのはあなた自身です。
細胞の責任者は「あなた」です。