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2025.04.18
ミネラルと土壌について-5

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「耕さない農業」について
耕すということは団粒の中の生き物にとっては住んでいる家が突然ひっくり返されて
転がされるような事態になります。

そして土の中の生き物が太陽の日に照らされてて生きていけなくなります。
ですから耕すことにより土の構造も壊されるし微生物の量も激減します。
ここ最近の研究では「不耕起栽培」なる技術も好結果を出しています。
農薬や除草剤を抑えられますしカロチンやリコピンなどの栄養素も増します。

WHOは「ワンヘルス」という言葉を作りました。
私たちの健康は家畜の健康や環境の健全性と一体である。
健康な土壌で育つ食品を食べることが私たちの健康に一番の近道。
雑草を抑制し排水をよくする。
団粒が壊れるまで土を耕すと微生物の住処が無くなったり保水性や排水性が悪くなってしまう。

土がCO2の吸収源になる可能性があります。
土の中の有機物を毎年0.4%ずつ増やせれば工場か出るCO2を全部土の中に閉じ込めることが出来るそうです。
地球温暖化対策になるようです。
「不耕起栽培」なる技術については良く分かりませんが、錦鯉飼育に多いに繋がることは理解できます。
植物も錦鯉も人間も同じ生き物ですから元々は一つの微生物から進化していますので似通ったことは
たくさんありそうですね!

最後に人間の祖先である「バクテリアの役割」について補足しておきます。
タンパク質⇒アミノ酸⇒アンモニア⇒亜硝酸塩⇒硝酸塩
上記は細菌が生きる上でエネルギーを得るために行う反応です。
それとは別に副産的にビタミンを生成、抗生物質(カビ類に有効な)などの物を生成します。
また、Bacto Powerに配合されている細菌の中には土壌(濾過出来る箇所)を団粒構造に変化させ、
他の微生物の住みやすい、酸素の通りやすい構造に変える酵素を発生させる物も含まれます。
これは均等のとれた土壌(濾過槽)を作ります。
これらが他の生物に有効に利用され、生態系が成り立ちます。
私が言うのも変ですが「団粒構造」はバイオスポンジの原点だったのかもしれません。

English Summary
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