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2025.03.14
ミネラルと土壌について-1

お客様との写真 (7)マイクロミネラル サイトup用

 

ミネラルプラスやマイクロミネラル開発の際に気になっていた「土壌」について
説明していきます。
地球誕生時に「土」は地球上に存在していませんでした。
多くの小惑星同士が衝突して出来上がって火の玉であった地球ですので土は存在しないのが当然の事でしょう。
土が地球上に誕生したのは今から5億年前でそれから少しずつ現在の量に増えてきました。
地球誕生が46億年前ですから41億年掛かってやっと土が誕生しました。
この事だけを考えても人間の一生は微々たる時間です。
何故人間は地球に対して謙虚に生きていけないのかなといつも思います。

土を作る主な因子は下記の5つになります。
1.母材
2.気候
3.生物
4.地形
5.時間

1.母材
火山灰、花崗岩、玄武岩など材料によって土が違います。
当然河川や地下水の水質は違います。
錦鯉飼育に非常に関連している点です。
水により「紅が出やすい、墨が出やすい」これは大事なことです。

2.気候
暑い、寒い、雨の量、乾燥などの条件により土が違います。
日本は雨が多いのでカルシウムなどが流れて酸性な土になりやすい。
雨水も酸性ですから地下水も当然pHは低いです。
地域によってはpHが高いところもあります。
(新潟地域は低く九州では高かったです。多分地殻変動と火山の影響だと思います)
そのため土の中からアルミニウムが溶け出してきて植物には有害な土です。

3.生物
火星や月にはやっぱり土が無いのです。
生物が生まれたから土が出来たのです。
火星で土を作るために大量の枯れた植物を撒けば土が出来るかもしれえませんね?

4.地形
一例をあげますとウクライナの「チェルノーゼム(土の名前)」は元は氷山に削られた土なのです。
ヨーロッパの北欧やイギリス、ドイツ、デンマークあたりで氷河に削られた細かな土が
風に飛ばされてウクライナまで運ばれて出来た土なのです。

5.時間
土が出来るまでに膨大な時間が掛かっています。
アフリカの一部の地域では数億年掛かっています。
東南アジアにおいても数千万年掛かっています。
日本の土は1cm出来るのに100~1000年掛かっています。

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