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- 2016.09.08
- バクテリアの活用について
昔から我々人間はバクテリアを利用して生きてきました。
バクテリアから作られるのもので有名なものは、納豆、お酒、パンなどの食品です。
また食物を育てる肥沃な大地もバクテリアが作り出したものです。
そして私たち人間や動物が死んだときもバクテリアが地球に還してくれます。
バクテリアと人は昔から共存共栄の関係といえます。
人間の体の表面(体表)には、100兆ものバクテリア(細菌)が住みついています。
農業の現場でもバクテリアは大活躍しています。
特に有機農業では、微生物にとてもお世話になっています。
土の1グラムには約50億の生命体があるといわれています。
ふかふかした土を作るのもバクテリアがいて、有機物を分解してくれるからです。
バクテリアのいない土ではガチガチで砂漠のように不毛の土地になってしまいます。
でもバクテリアといってもピンときませんが、身近なところでは庭先で鳥が死ねば
土に住み着いているバクテリアが、肉、皮、骨、羽などを分解してきれいにして
くれています。
また下水道が完備していない地域においては、水洗トイレ用浄化槽といわれるとても
大きなタンクを庭先などに埋めて水洗トイレから流れてくる汚物を一時的に溜めているのです。
そしてこの汚物を分解するためにバクテリアが活躍していますし、必ず大型エアーポン
プが併設されています。
なにか汚物を溜めているだけのタンクにエアーレーションをしてる様は滑稽ですが
タンク内でバクテリアは酸素を使用して必死に汚物を分解しているのです。
皆様の池においてもこのバクテリアが大活躍して有機物を分解してくれているのです。
ですから池のろ過槽にもエアーレーションが必要なんです。
追加情報ですが、テレビなどで「水洗トイレにも安心して使用できるトイレ洗浄剤で
す。」と宣伝されていますが、
何が安心なのか皆さん分りますか?
そうです浄化槽タンク内で生活しているバクテリアに害を与えない洗浄剤という事
です。
トイレ掃除で漂白剤など大量に使用するとバクテリアが全滅して浄化槽管理会社の方
に怒られてしまいますのでご注意を!
さてこの例を皆さんが楽しんで飼育されている鯉に当てはめますと病気が出た際に
薬品を使用するとろ過材に住み着いているバクテリアがほぼ全滅してしまいます。
こうならないためにも日々の管理をしっかりして病気の予防に努めてください!
水質が安定して良い状態であれば病気は出にくいものです。
最後に私は当社のBacto Powerを水洗トイレ用浄化槽で実際に実験して見ました。
結果は、本当に素晴らしいものでした。
この実験で「Bacto Powerは、世界最強のバクテリア」と確信いたしました。