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2017.05.12
バイオフィルム理論について

バイオスポンジ データ軽い JANE

一般ユーザーからのバイオスポンジに関して最も多い質問について紹介します。
「何故ろ過材にバイオスポンジを使用しないといけないのか?」
「ビニロック(フィルターマット)使用のろ過槽にBacto Powerを使用しても効果が
出ない理由は?」
「どうしてバイオスポンジとBacto Powerを両方使用しないと駄目なのか?
バイオスポンジを使用しなくてもフィルターマットがあれば良いのでは?
売りたい為にそう言っているのでは?」等々多くの質問がありました。

それに対しても説明は下記のようなものでした。
「フィルターマットではバクテリアは生きていけない。流されて死んでしまいます」

「簡単に言えばバイオスポンジの材質だからバクテリアが住みつくことが出来ます。
その謎は、バイオフィルム(バクテリアの住みか)が形成しやすい材質だからです。
ビニロック(フィルターマット)の材質では、このバイオフィルムが形成出来にくい。
従ってバクテリアが住みつくことが出来にくいので効果が出ないのです。」

その後多くの愛好家の方が「試しに騙されたと思って買ってみるわ」と言われ後日
「あまりに水がきれいになりろ過槽の掃除が大幅に軽減されて水がピカピカになった」
「錦鯉が元気に泳ぎエサもパクパク良く食べて何しろ病気にかからなくなった」と
喜びの声を多く頂きました。

それでは「バイオフィルムについて」説明していきます。

バイオフィルムとは何か?
バイオフィルム(菌膜 Biofilm)とは、微生物により形成される構造体。
バクテリア達が、住む住居の集まり⇒住宅地、巨大マンション群のイメージ

身近な例としては、歯の上に付いたプラーク、川の石の上のぬるぬるしたスライム、
花を1週間活けておいた花瓶の内部のゲル上の薄膜などである。
自然界にも広く存在し、基質と水があればあらゆる場所に存在しています。
地球環境の大部分は浮遊細菌ではなくバイオフィルムを作って生きています。
すべての細菌の99%以上はバイオフィルム社会に住んでいます。

ですから食器を洗った後は水を切り乾燥するのです。
汚水処理プラントは水から汚染物を除去するためにバイオフィルムに依存しています。
細菌と言えば病原菌などを連想される方が、多いと思われますが水を浄化してくれて
いる「バクテリア」も細菌の一種です。

バイオフィルムの成り立ち
基質からバイオフィルム形成までの流れを説明します。
第1段階: 裸の基質
第2段階: 有機物やイオンが、付着してコンディショニングフィルムという膜が
出来る。
第3段階: バクテリア(細菌)が付着し始めて定着と脱離を繰り返しながら徐々に
生息数を増やす。
第4段階: EPS(細胞外多糖)によるコロニーが形成される。
第5段階: バイオフィルムが形成される。
※ EPSとは、細胞外多糖(Exopolysaccharide)で微生物が生産し細胞外に分泌する
多糖です。

Shinsukeブランドは、「バイオフィルム理論」を推奨いたします。
バイオフィルム理論に基づいて研究開発した商品アイテム
1. Bacto Power・・・・・・・高品質バクテリア
2. バイオスポンジ・・・・・バイオフィルム形成に最適な基質

English Summary
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