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2021.07.16
ドイツアクアリウム洋書で学んだ事-4

2019-12-4 (8)

前回説明しました「良い野池と悪い野池」の外堀から攻めていきます。

それではドイツ語の本を翻訳した内容を説明していきます。
当時熱帯魚基礎知識が無い私がまたドイツ語も知らない中で日本語に翻訳したので
誤訳もあるかもしれません。
今現在古いノートを読み返しながら訂正をしつつ文章を書いております。

トマトレッドとブルーグリーン(ディスカスという魚種名)を掛け合わせ後に
第3世代の多くのディスカスをドイツ各地の友人に送り飼育してもらいました。

友人A 飼育水は全て湧水で飼育。
鉄2.0mg/l  SO4 14mg/l  酸化カルシウム2.5°(度)
酸化カルシウム0.8°(度)

友人B 水道水の貯め水をピートろ過したもので飼育。
硬度4.6° pH8.9

友人C 水道水と雨水を混ぜピートろ過したもので飼育。
(現在のヨーロッパの錦鯉飼育でもこの方法で飼育する人が多く
いると3年前現地で確認しました。
水道水はあまりに硬度は高くpHが高すぎるので肌がボロボロに
なります)

友人Aはアマゾンから輸入したグリーンディスカスを飼育して繁殖したものでも
多数の豆粒大のレッドスポットと綺麗なストライプが出たそうです。

友人BとCで飼育されたディスカスは褐色の肌ばかり強調されてレッドスポットの
色もサビ色できれいな縦じまはほとんど出現しなかったそうです。
これらの事から言えることはディスカスには軟水(カルシウム、マグネシウム)で
且つ導電率の低い水が適していることが証明されました。
特に硬度に関してはドイツの水道水、地下水はpHも高く硬水なのでまずは
「ディスカスの水」を準備することから始めなければきれいな色の出現や繁殖は
無理だったのです。

English Summary
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