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- 2015.07.17
- カキガラ使用について-4
カキガラやサンゴなどを使用すると高伝導度(分かり易く言えば汚れた水)の水に
なります。
鯉などは高伝導度に強いですが決してこの状態が良いとは言えません。
色落ち、変形、生長不良などの原因になります。
それではカキガラやサンゴを使用しないでpHを安定させるためにはどうしたら
良いでしょう?
餌や鯉の排泄物、植物プランクトンや動物プランクトンの死骸を効率良く分解して
いけばpHも安定して
水質維持が長期にわたり可能になります。
もちろん定期的な水替えは必要です(1/3のみの水替えに留めてください)
即ち池における窒素循環をスムーズに行うためにはBacto Power+バイオスポンジを
利用すべきです。
これにミネラルプラス+ヘルシーアップを併用することによりミネラル、アミノ酸、
ビタミンが鯉体内の各細胞に供給されて 鯉の表皮や鱗を保護し、その成長を維持
できます。
また環境が良い、健康である(内蔵や鰓が正常である)にともない健全な形の良い、
発色の良い鯉(自然の形でやせも太りもしていない)を飼育出来ます。
最後に話が多少飛びますが、簡単にアミノ酸とビタミンについて説明しておきます。
鯉の糞=タンパク質
これは糞(人間のものでも)は80%が微生物の死骸です。
微生物=タンパク質=ビタミン
ビタミン
ビタミンは微生物が活動する上で生成されます。
良性微生物では植物に有効な肥料(ミネラル)やビタミンを生成します。
これで食物連鎖が成り立ちます。
天然ではだれもビタミンを供給しません。
人も病気以外はビタミン剤を飲みません。
生の野菜を食べない(中国人など)、茹でたり、炒めた野菜のビタミンは熱で
破壊されます。
でもビタミン不足にはなりません。
これは、体内の微生物から供給される。また、自分で合成する。
肉を食べない動物(お坊さんなど肉を食べない人)
タンパク質は何から吸収?
食べた野菜を腸内で分解する微生物が繁殖しその微生物のタンパク質を分解して
アミノ酸として吸収しているのです。
水の中では水中に微生物がビタミンを供給します。
それと共に糖なども。
こういった理由で自然の生態系で環境の良い場所での野鯉などが体型も良く色つやも
良いのです。
また、微生物(添加されたバクテリア)などビタミンを生成し、バクテリア自体
高タンパク質です。
鯉は泥を吸って鰓からはき出します。
これは泥に含まれる微生物や小動物を食べています。
この微生物や小動物が高タンパク、高ビタミンと言うことにもなります。
これを養うのが水(水質)と言うことになります。
水質が安定すればこのビタミン、タンパク質(アミノ酸)、ミネラル、糖など
すべてが適度に供給されると言うことになります。
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