NEWS&TOPICS
- 2023.05.26
- オーガニックミネラル-6
ある時デュプラというドイツの会社が発刊した「理想的な淡水水槽」に出会った時に
「最適な水」という 疑問が解け始めました。
「最適な水」=「生きた水」のことです。
その本によると「水中の多くの有機物質が魚の健康や生命維持に決定的に関与している」
ということでした。
天然河川において純粋な形、あるいはコロイド状態で溶解している数多くの有機物
( 特にアミノ酸、炭水化物、腐植酸、ビタミン、酵素) などが確認されました。
これらの有機物の起源は様々で藻などによる光合成生成物の沈殿から生じていたり
水草や魚の分泌物である。
また加水分解と微生物による分解活動によって死滅した生物からも有機物が発生する。
その他、生物にとって重要な有機物としてコロイド状に水に溶解したフルボ酸や腐植酸
を析出する腐植質がある。
腐植質は植物の残骸を不完全に分解し水に溶解させる。
熱帯の河川でこれらの物質が大量に存在する場所では水底に何百年にもわたって
積み重なってきた沈殿物が見られる。
調査によって、時にこの沈殿層は1~2mにも達することが明らかになった。
これらは特に繊維組織を有する物質から構成されておりイオン交換機能持つ可能性がある。
多くの学者は、この機能がこれら熱帯河川の極端に低い導電率の原因であると見ている。
皆さんはテレビの報道などでアマゾン川の茶色の水を見られたことがあると思われますが
あの汚く見える茶色の水の方がきれいな広島の水道水より不純物を含んでいない
きれいな水だったのです。
数値でいえば場所にもよりますが10マイクロジーメンスほどの非常にきれいな水なのです。