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- 2018.07.13
- エラの役割について-3
前回に引き続いてエラの役割を説明していきます。
3.アンモニア排出とは、体に有害なアンモニアをエラから絶えず放出しています。
その割合は約80%がエラから放出されています。
錦鯉は水中生活を行っているので一般に窒素老廃物をアンモニアの形態で排出しています。
そしてアンモニアは水に溶けやすいですからアンモニアの状態であったほうが水中に排出するには適しています。
ついでに説明しておきますが池の底や沈殿槽、ろ過槽に沈んだり溜まったりした残餌や糞などの有機物は時間と共に
姿形が無くなっていきます。
それはバクテリアが分解してくれるからです。
もしバクテリアがろ過槽内で存在していなければ有機物は分解されぬままやがては腐敗してヘドロになります。
バクテリアは酸素を消費しながら池の底やろ過槽内に溜まったタンパク質などの有機物を分解する際にアンモニアへと
形を変えていきます。
ですから池の中にアンモニア濃度が上昇してきたら錦鯉にとって非常に危険な水となります。
Bacto Powerはこの危険なアンモニアを分解してこれも危険な亜硝酸塩そして比較的無害な硝酸塩へと分解して
くれるのです。