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- 2020.08.21
- ウイルスについて-1
今回はコロナウィルスが未だ収束していない5月連休中に書き留めたものです。
ウィルスも感染が楽に出来ると分かれば強毒性を維持するだろうが、他の人に感染するのが難しいと分かれば弱毒化して我々の体内に残り共存していくのでしょう。
いずれにしても今回の文章がサイトに載るころには収束していることを願っています。
さて新聞紙上に驚く数字が出ていました。
それは「1975年から2000年の間に年間平均で何種類の生き物が絶滅しているのか?」という質問に対して
答えは「約40,000種」
恐竜時代には1000年に1種類のペースだったのが、1900年には約1年に1種のペースで生物が絶滅したそうです。
そして現在では約13分に1種類のペースで生物が絶滅しているそうです。
その原因は森林伐採や環境汚染、外来種の侵入などにより多くの生き物に絶滅の危機が迫っているそうです。
いずれは人類が絶滅する危機さえやってくるでしょう。
その原因を作るのは我々人類です。
森林伐採や密集飼育の家畜などから人間に感染するウィルスで世界中が困惑しています。
ウイルスとは、バクテリア(細菌)、菌類、微細藻類、原生動物などとともによく“微生物の一種”と思われています。
中でもウイルスは、一般的に病原体、つまり“悪いもの”というイメージですね。
「ウイルス」と聞くと、悪いイメージを持つ人が大半だろう。
しかし、「病原体」とされる微生物には他にバクテリアや真菌(カビや酵母の総称)などもあり必ずしもウイルスだけが“悪者”というわけではないと言えます。
大雑把なイメージで言えば真菌(真核生物)は我々と同じ多細胞生物(人、魚、鳥など)。
バクテリアはその体の一つの細胞が飛び出して独立して生きているもの。
そしてウイルスは、その細胞の中の遺伝子が細胞から飛び出て“独立”したようなものだと言われています。
もちろん遺伝子だけだと何も出来ませんから、細胞の中に入ることで初めて活動出来るのがウイルスなんです。
侵入した細胞のタンパク質を利用するなどして活動出来るようになるのだと言われています。
要するにウイルスは、人間などの細胞を構成している一つのパーツのような存在なのです。
我々の根本であるヒトゲノム(人間の遺伝情報)の45%が、「ウイルス」や「ウイルスのようなもの」
で構成されていることが分かってきています。
「ウイルスがいたからこそ人間はここまで進化出来た」と言われています。